東京ではじめて歌舞伎を観るなら、ほぼ毎月新しい演目をかける銀座の歌舞伎座へ行きます。ひと月の公演は二部制(11:00からの昼の部と16:30からの夜の部)か、三部制(11:00、14:30、18:00から)に分かれます。2026年11月の席は¥5,000から¥20,000で、2026年10月14日に発売されました。一部まるごとでは長いと感じるなら、4階の一幕見は¥1,500からです。英語の字幕ガイドの機器は、一部通しで¥1,500、一幕見で¥1,000で、現金で払います。

この手引きでは、はじめての観劇に必要なことを扱います。部の選び方、席とその料金、一幕見の切符、英語の字幕、幕間の食事、服装、そしてこの冬に歌舞伎をかける東京のほかの劇場です。料金、日付、決まりはすべて、2026年10月14日に松竹の公式の歌舞伎サイト、歌舞伎座のサイト、国立劇場のサイトで確かめました。出典は最後に挙げています。日本がはじめての旅なら、旅全体の組み立ては東京から計画する、はじめての日本の旅にあります。

要点


歌舞伎座のひと月の組み立て

東京の歌舞伎といえば、たいていの人が思い浮かべるのが歌舞伎座です。運営は、東京で上演される歌舞伎の大半を手がける松竹で、ほとんどの月は月の初めごろに新しい公演が始まり、約3週間続きます。公演はいくつかの部に分かれ、部ごとに演目も切符も別です。席は部ごとに買い、ひと月の公演をすべて観たいなら切符を二枚か三枚買います。

月によっては、一日を昼の部と夜の部の二つに分けます。2026年11月がそうです。昼の部は11:00、夜の部は16:30に始まり、二つの部で一つの長い古典、四十七人の家臣の物語である仮名手本忠臣蔵の大部分を上演します。昼の部が序盤の段を、夜の部が物語の終わりまでを受け持ちます。松竹の案内では、昼の部と夜の部はそれぞれ通常4時間ほどです。

ほかの月は一日を三つに分け、一部あたりが短くなります。2026年10月と12月はどちらも三部制で、11:00、14:30、18:00に始まります。10月に公表された時間を見ると、実際の長さが分かります。第一部は13:37、第二部は17:00、第三部は20:55に終わりました。三部制の日ははじめての観劇によく合います。幕間を一回はさんだ2時間半から3時間は、はじめての方にちょうどよい長さです。

一つの部は、たいてい1〜2時間の芝居のあとに、短い演目、多くは舞踊が続く組み合わせです。松竹は、舞踊や短い芝居を30分から1時間ほど、長い芝居を1時間から2時間ほどとしています。

2026年10月14日時点で発表されている歌舞伎座の公演
月日程部と開演時刻切符の発売
2026年10月10月2日から20日、10月9日は休演三部制:11:00、14:30、18:009月14日から発売中
2026年11月11月1日から25日、11月9日と17日は休演昼の部 11:00、夜の部 16:3010月14日 10:00
2026年12月12月2日から25日、12月9日と17日は休演三部制:11:00、14:30、18:0011月14日 10:00
2027年1月1月2日から26日、1月8日と18日は休演未発表未発表
2027年2月2月2日から26日、2月9日と18日は休演未発表未発表
2027年3月3月5日から22日未発表未発表

2027年1月から3月の月については、松竹は日程を公表しています。演目、開演時刻、料金、発売日はまだ発表されていません。

枡席の観客と舞台を遠近法で描いた、江戸時代の芝居小屋の浮世絵

2026年11月の席と料金

歌舞伎座は一部通しの席を8種類に分けて売ります。料金は演目に合わせて月ごとに変わります。以下は2026年11月の料金で、比べられるよう2026年10月と12月も並べました。すべて税込です。

歌舞伎座の一部あたりの席の料金(税込)
席2026年11月2026年10月と12月
特別席¥20,000¥17,000
1階の桟敷席¥20,000¥17,000
1等席¥18,000¥16,000
2等席A¥15,000¥13,000
2等席B¥14,000¥12,000
2等席C¥9,000¥8,000
3階A席¥6,500¥6,000
3階B席¥5,000¥4,500

はじめての観劇には、たいてい1等席か特別席をおすすめしています。桟敷席は1階にあり、松竹の11月と12月のページには、桟敷席でのお茶の提供はないと書かれています。特別席と桟敷席は松竹の多言語のオンラインサイトでは売られていません。日本語で申し込める人がいると助かる理由の一つです。

ほかにも知っておきたい決まりが二つあります。30歳以下の方には、歌舞伎座は当日の残席を、どの種類の席でも半額で売ります。また子どもについて、松竹は、大人の膝の上に座る3歳以下の子は切符が要らず、4歳以上は切符が要るとしています。

切符の発売日

いま発売中の3か月分について、松竹は前月14日の10:00に発売を始めました。10月分は9月14日、11月分は10月14日、12月分は11月14日です。劇場の窓口では、その2日後から売り出します。松竹の日本語の切符サイト、チケットWeb松竹は、発売が始まると24時間申し込みを受け付けます。多言語のオンラインサイトは割り当てられた席だけを売り、歌舞伎座の公演は各公演の前日で販売を終えます。

団体が押さえている日もあります。2026年11月は、11月14日の昼の部と11月22日の夜の部が貸切ですが、どちらの日も一幕見席は売られます。大切な日なら、発売日の朝に申し込みます。

STAYGOは、その月の発売が始まるとすぐ、松竹自身の仕組みを通して、お客様のお名前で席を申し込みます。お支払いは劇場の定価です。当日に席が残っていれば、劇場の窓口でも売られます。

4階の一幕見席

一幕見の切符では、一つの部のうち一つの演目だけを観られます。松竹は歌舞伎座のほとんどの公演で、4階に一幕見席を設けています。ほかの予定の合間に1時間だけ歌舞伎を観たい方や、一部を通して座っていられるか分からない方に向いています。演目ごとに切符は別で、一幕ごとに席は完全に入れ替えになります。二幕観たいなら切符を二枚買い、そのあいだに一度外へ出ます。

買い方は二つあります。4階の指定席は、松竹の一幕見のオンラインサイトで、公演前日の正午12:00から全演目まとめて売り出され、支払いはクレジットカードのみ、一人4枚まで、1枚につき¥110のシステム利用料がかかります。購入後の変更や払い戻しはできません。残りの席は、当日、正面玄関の左にある幕見席の窓口で売られます。月によっては、松竹は2階にも一幕見の席を設けます。アップグレード席と呼ばれ、毎日あるわけではありません。

一幕見の切符を持つ方は、正面玄関の左にある専用の入口から入り、4階で携帯電話のQRコードか印刷した控えを見せ、そのまま4階で観ます。1階から3階には入れません。

2026年10月の歌舞伎座の一幕見の料金
演目長さ4階2階アップグレード
第一部 鯉つかみ51分¥2,500¥9,300
第一部 義経千本桜 川連法眼館71分¥3,000¥9,900
第二部 盛綱陣屋110分¥4,000¥13,800
第二部 Yamagaeri Makenu Kikyō15分¥1,500¥5,400
第三部 義経千本桜 渡海屋・大物浦約2時間¥3,500¥12,000
第三部 屋敷娘と近江のお兼約30分¥2,000¥7,200

料金と演目は毎月変わり、松竹はその月の上演時間が決まってから一幕見の一覧を公表します。2026年10月は初日の前の晩でした。私たちが確かめた時点では、2026年11月の一幕見の一覧はまだ公表されていませんでした。古い案内には一幕見を¥1,000から¥1,500とするものが多くありますが、2026年10月は¥1,500から¥4,000でした。

英語の字幕ガイド

歌舞伎は、様式化された古い日本語で演じられます。歌舞伎座では松竹が手持ちの字幕ガイドの機器を貸し出していて、台詞と唄の詞の訳に、いま何が起きているかの解説を添えて、英語か簡体字中国語で表示します。2024年7月から、1階から3階の一部通しで¥1,500、一幕見で¥1,000で、現金で払います。

機器付きの席を買うこともできます。松竹の英語の公演ページには、席の料金に¥1,500を足した「ticket with captioning service」が載っています。同じ部のなかで続けて二つの一幕見の切符を持っているなら、機器一台で両方に使えます。ごく短い一幕見では字幕が出ない場合があると、松竹は注意しています。

松竹は短いあらすじを載せた英語のチラシを無料で配っていて、劇場で売られる筋書の巻末にも英語のあらすじがあります。幕が開く前に、各演目のあらすじを読んでおいてください。10分読んでおくだけで、最初の幕がずっと追いやすくなります。

歌舞伎座での一日

幕間の食事

幕間の食事は、歌舞伎座で過ごす一日の一部です。幕間はたいてい20分から30分で、各部でいちばん長い30分以上の幕間が食事の時間です。2026年10月は35分、25分、30分でした。幕間には席でもロビーでも飲食ができます。上演中は食べられず、食事中も会話は控えめにと松竹はお願いしています。

お弁当

いちばん手軽な食事は、お弁当です。地下2階にある劇場の売店 Yagura で売られていて、公演日は9:30から18:30まで開いています。お弁当は歌舞伎座のサイトで事前に注文し、いちばん長い幕間に、自分の席のある階のロビーの弁当の受け取り口で受け取ることもできます。飲み物は別で、1階から3階の飲み物の売り場で買います。桟敷席なら、桟敷用に注文したお弁当が、食事の幕間の前に席の後ろの棚に置かれます。

劇場の中の食事処

3階の花篭が主な食事処で、事前にお料理を選んで予約する必要があります。変更と取り消しは2日前の17:00までで、それを過ぎると全額がかかります。また厨房は、アレルゲンを含まない料理の保証や、料理の差し替えはできないとしています。同じく3階の吉兆は幕間に松花堂のお弁当を出し、1階のカフェは一日を通して開いています。劇場の食事処の予約は日本語だけで、STAYGOが手配いたします。

三部制の月で、14:30の部のあとにきちんとした夕食をとりたいなら、17:00ごろには劇場を出られるので、銀座の店に向かえます。東京の取りにくい店の席がどう押さえられているかは、東京の名店の席はどう埋まるのかにあります。

服装

服装の決まりはありません。松竹は普段着で構わないとしていて、上演中は帽子など後ろの方の視界をさえぎるものを外すよう求めているだけです。スマートカジュアルなら気楽です。歌舞伎座は、いくつかの公演を着物の日としています。2027年1月は、1月24日の昼の部と夜の部で、着物での来場を呼びかけています。日本の作法全般については上質な旅のための日本の作法にあります。

劇場に着くまで

劇場にクロークはありません。荷物はコインロッカーに入れ、貴重品は身につけておきます。歌舞伎座は東銀座駅の真上にあり、3番出口から直結しています。銀座駅からは歩いて5分ほどです。

早めに着いてください。松竹は余裕を持った来場をお願いしていて、遅れると損の大きい公演もあります。2026年11月の昼の部では、11:00の開演の前、10:50ごろに短い口上が始まり、昔から客が途中で入ってはいけない場面とされる四段目のあいだは、席への出入りが制限されます。11月に遅れて着くと、昼の部の山場を見逃すかもしれません。

はじめての観劇の日を組むなら、私たちは銀座でゆっくり朝を過ごしたあとに三部制の午後の席を置き、字幕ガイドの機器を受け取ってあらすじを読み、夕食は終演後に取っておきます。空いている時間が数時間だけなら、一幕見は仕事の一日の終わりに収まります。東京での仕事の一週間の組み立ては役員のための日本にあります。

浅草の野外の舞台で、紫の着物に番傘を持つ子どもたちの歌舞伎

東京で歌舞伎を観られるほかの劇場

浅草の平成中村座

2026年10月25日まで、松竹は浅草の浅草寺の境内に建てた仮設の劇場、平成中村座で歌舞伎を上演しています。第一部は11:00、第二部は16:00に始まります。席は¥11,000から¥16,500で、お大尽と呼ばれる特等の席は¥36,000です。

新国立劇場での国立劇場の公演

国立劇場は建て替えのため、2023年10月末に閉場しました。2026年3月31日に更新された公式のページには、これまでの入札が二回不調に終わったこと、2026年3月31日に新たな入札が公告されたこと、2033年度の再開場を目指していることが記されています。閉場のあいだは、ほかの劇場で自主公演を続けています。国立劇場の歌舞伎は新宿の新国立劇場の中劇場で上演され、2026年10月1日から20日、続いて2027年1月8日から26日(1月15日は休演)です。

2027年1月の公演は、一つの古典を一日の大半をかけて上演し、12:00に始まって16:30ごろに終わります。席は¥4,000から¥20,000で、発売は2026年12月13日の10:00です。英語のイヤホンガイドは有料で、料金はページに書かれていません。二か国語の筋書は¥1,000です。

浅草と新橋の新春の歌舞伎

2027年1月2日から26日まで、松竹は浅草公会堂で若手の主役による新春の歌舞伎を上演します。開演は11:00と15:00、席は¥3,500から¥10,000で、2026年11月21日に発売です。東京の中心にある松竹のもう一つの劇場、新橋演舞場には、2027年1月の新春の歌舞伎が載っていますが、日程、料金、発売日はまだ発表されていません。2027年4月には新作の公演もあり、こちらも詳細は未発表です。新橋演舞場では2026年10月から12月に歌舞伎の予定はありません。

歌舞伎の夜にSTAYGOがすること

演目を見ながら、お客様と一緒に月と部を選び、それから席を選びます。発売日に、松竹の日本語の仕組みを通してお客様のお名前で申し込み、幕間のお弁当か食事処の席を手配し、字幕ガイドの機器のための現金を用意しておきます。短い滞在なら、一幕見の一覧を見ておき、前日の正午に4階の席を買います。何にも上乗せはしません。お支払いは劇場の定価で、劇場へ直接です。

STAYGOの計画の料金は別です。Signatureプランは、7日から14日の旅で、ご一行あたりUSD 3,500です。旅の全体を受け持ち、歌舞伎はそのなかの一晩です。どの手配からも手数料は受け取らず、ホテル、レストラン、劇場へはお客様がそれぞれの料金で直接お支払いになります。

出典と調べ方

2026年10月14日に、松竹の公式の歌舞伎サイトの日本語版と英語版、歌舞伎座のサイト、松竹の一幕見の切符サイト、国立劇場のサイトを読みました。劇場への問い合わせはしていません。料金は税込で、月ごとに変わり、記した月について公表されたものです。転売サイト、ツアーのサイト、報道の数字は使っていません。

よくあるご質問

歌舞伎座の歌舞伎の上演時間はどれくらいですか

二部制の月は、昼の部と夜の部がそれぞれ4時間ほどです。三部制の月は一部が短くなり、2026年10月は幕間一回をはさんで、2時間半から3時間ほどでした。

歌舞伎座の一幕見の切符はいくらですか

料金は演目ごと、月ごとに変わります。2026年10月は4階の一幕見席が¥1,500から¥4,000で、指定席には¥110のシステム利用料がかかりました。

東京の歌舞伎に英語のガイドはありますか

あります。歌舞伎座では手持ちの機器に、台詞と詞の英語の字幕が解説付きで表示されます。料金は一部通しで¥1,500、一幕見で¥1,000で、現金で払います。

歌舞伎に服装の決まりはありますか

ありません。普段着で構いません。上演中は帽子を取るよう求められ、着物の日とされる公演もあります。

国立劇場はいつ再開場しますか

公式の目標は2033年度の再開場です。閉場のあいだ、国立劇場の歌舞伎は新宿の新国立劇場で上演されています。

観たい月の歌舞伎の席をSTAYGOが押さえます

東京に滞在する日程と、劇場にどれくらいの時間をかけたいかをお知らせください。部と席をご提案し、発売と同時にお客様のお名前で申し込み、幕間の食事を手配します。

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