東京で日本のスキンケアや化粧品を買うなら、4種類の場所でほぼすべてがそろいます。銀座の SHISEIDO THE STORE のようなブランド自身の旗艦店、伊勢丹新宿店や銀座三越のような大きな百貨店の化粧品売場、原宿の @cosme TOKYO のように試すことを前提に作られた複数ブランドの美容専門店、そして駅ごとにあるドラッグストアです。最初の二つは、訓練を受けた担当者の前に座り、自分の肌で品物を試せる場所です。三つ目は、数百のブランドを午後のうちに見比べられる場所です。ここで名前を挙げた場所はどれも訪日客向けの免税サービスを行っており、2026年11月1日からは、そのサービスが日本を出たあとの払い戻しの形に変わります。
この記事では、どこへ行くか、肌に合うかをどう尋ねるか、新しい免税の決まりで化粧品がどう扱われるか、液体を荷物でどう持ち帰るかをまとめています。下に書いた営業時間・売場・サービスはすべて各店の公式サイトで、免税と航空の決まりは日本の官公庁のページで、2026年10月15日に読んだものです。ファッション、時計、工芸は東京と京都のショッピングガイドにまとめており、この記事はスキンケアと化粧品だけを扱います。商品が肌にどう働くかは書かず、美容医療も扱いません。
要点
- 銀座の SHISEIDO THE STORE は資生堂の本店で、営業は11:00〜20:00。1階と2階で試しながらカウンセリングを受けられます。
- 伊勢丹新宿店の化粧品売場は本館1階と2階にあり、店が「スタイリスト」と呼ぶ担当者が一人ひとりに助言します。
- 原宿の @cosme TOKYO は、ブランドとテスターバーと売れ筋ランキングが3フロアに並び、JR原宿駅から徒歩1分です。
- 2026年11月1日からは、税込みの全額を払い、空港で税関が90日以内に品物の持ち出しを確認したあとで税が戻ります。日本国内で使い切った化粧品は払い戻しを受けられません。
- 機内では、液体・クリーム・ジェルは1容器100ml以下で、1人1袋、容量1リットル以下の透明な再封できる袋に入れます。それより大きな瓶は、空港の免税手続きの端末で確認を済ませてから、預ける荷物に入れます。
東京で日本のスキンケアを買う場所
ブランドが決まっていて、品ぞろえのすべてと落ち着いて試せる席が欲しいなら、そのブランドの旗艦店か百貨店のカウンターから始めます。いま日本の人が何を買っているかを見て、多くのブランドを並べて試したいなら、複数ブランドの店のほうが早く済みます。ドラッグストアは日用品を多く扱いますが、試す場所はあまり広くありません。
私たちが旅程を組むお客様の多くは、1日に二つを組み合わせます。午前に旗艦店か百貨店でカウンセリングを受けて主な買い物を済ませ、その後で複数ブランドの店へ行きます。主な買い物を1店にまとめると、1店・1日ごとに数える免税の最低額にも届きやすくなります。
| 店 | 営業時間とアクセス | 試す・相談する |
|---|---|---|
| SHISEIDO THE STORE(銀座) | 11:00〜20:00、不定休。銀座駅から約7分、新橋駅から約5分。 | 1階と2階で試用とカウンセリング。¥33,000以上の購入で THE GINZA BEAUTY STYLING。化粧品は免税対象(例外あり)。 |
| 伊勢丹新宿店 | 10:00〜20:00、フロアにより異なる。新宿三丁目駅から約1分。 | 本館1階と2階のブランドカウンターにスタイリスト。免税カウンターは6階。 |
| 銀座三越 | 10:00〜20:00。銀座駅から約1分。 | 地下1階にギンザコスメワールド。免税カウンターは新館7階。 |
| 日本橋高島屋 | 日本橋駅に直結。東京駅から約5分。 | 免税カウンターは本館2階、10:30〜19:30。11月より前の制度でシステム利用料1.55%と記載。 |
| @cosme TOKYO(原宿) | 11:00〜21:00。原宿駅から約1分。 | 2フロアにテスターバー、スタッフへの相談、翻訳機、ロッカー。免税店の表示あり。 |
| 紅ミュージアム(南青山) | 10:00〜17:00、日曜・月曜休館。表参道駅から約12分。 | 紅を無料で試せる。企画展を除き入館無料。 |
銀座のブランド旗艦店
SHISEIDO THE STORE
資生堂は SHISEIDO THE STORE を銀座本店と位置づけ、資生堂の美容サービスをまとめて提案する唯一の施設としています。1階と2階の BEAUTY SQUARE は試して買うための売場です。店の英語ページは、1階で SHISEIDO とクレ・ド・ポー ボーテのスキンケアとメイクを自由に試せると書き、日本語ページは経験豊富なスタッフが一人ひとりの肌に合わせてカウンセリングすると書いています。
上の階には、フォトスタジオを併設したヘアメイクのサロンと、エスパス クレ・ド・ポー ボーテのサロンがあります。4階の PERSONAL BEAUTY SESSION は、専用の機器で肌と顔を分析するところから始まる個室のレッスンで、店によると日本語のみの対応です。そのほかのサービスは、出勤しているスタッフによって英語・中国語・韓国語で受けられる場合があります。
THE GINZA BEAUTY STYLING は、そのブランドを初めて使う人向けの完全予約制の120分のセッションで、スキンアナライザーによる肌の分析と色の分析があります。THE GINZA のスキンケア製品を税込¥33,000以上購入する人が対象で、製品代のほかに料金はかかりません。
営業は11:00〜20:00で、不定休です。東京メトロ銀座駅から徒歩約7分、新橋駅から約5分です。店のページによると、化粧品・香水・食品・サプリメントは一部を除いて免税で購入でき、詳しくはスタッフに確かめるよう案内しています。
百貨店の化粧品売場
日本の百貨店の化粧品売場には、国内外の数十のブランドカウンターが1〜2フロアに並び、それぞれに訓練を受けたスタッフがいます。座って手の甲や顔で試してもらい、サンプルを頼むこともできます。
伊勢丹新宿店
伊勢丹新宿店の化粧品売場「イセタン ビューティー コスメティックス/フレグランス」は本館1階と2階にあります。店は、最大級のブランドの品ぞろえ、スタイリストと呼ぶスタッフによる一人ひとりへの助言、40を超えるフレグランスのブランドを挙げています。営業は10:00〜20:00で、フロアによって時間が異なります。丸ノ内線の新宿三丁目駅から約1分で、免税カウンターは本館6階、近くに外貨両替機があります。
銀座三越
銀座三越の化粧品は本館・新館地下1階の「ギンザコスメワールド」に、フレグランスは本館1階にあります。店はこの売場を、銀座有数の取り扱いブランド数と説明しています。営業は10:00〜20:00で、銀座駅の銀座四丁目交差点改札から徒歩1分です。免税カウンターは新館7階の海外顧客サービスセンターの中にあります。
日本橋高島屋
日本橋高島屋は東京メトロ銀座線・東西線の日本橋駅に直結し、東京駅八重洲北口から徒歩5分です。10月15日に読んだサービスのページでは、免税カウンターは本館2階で受付10:30〜19:30、カウンターを使う場合は免税対象額の1.55%をシステム利用料としていただくとあり、店舗で手続きをするショップもあります。これは11月1日より前の制度の説明なので、旅の日付に合わせて確かめます。
美容専門店とドラッグストアと紅の資料館
@cosme TOKYO
@cosme TOKYO は、日本のコスメ口コミサイト @cosme の店舗部門が原宿に構える旗艦店です。店によると3フロアで約400坪、およそ1,300平方メートルあります。1階と2階には、ウォータースペースのあるテスターバー、カテゴリー別の売れ筋ランキング、歴代の @cosme ベストコスメアワード受賞品を集めたタワーがあり、2階には100品以上のシートマスクが並ぶ壁があります。3階はフレグランスの売場です。
営業は11:00〜21:00で、JR原宿駅と明治神宮前駅2番・3番出口からそれぞれ徒歩1分です。サービスとしてロッカー、外貨両替機、翻訳機、多言語案内を挙げており、@cosme の店舗一覧では免税店の印が付いています。1階のメイクサロン MAMEW のレッスンルームでは、パーソナルカラー診断を含むセッションをサロン自身の予約ページから申し込めます。
ドラッグストア
旅行者がよく尋ねる日常のスキンケアは、洗顔料から日焼け止めまで、ドラッグストアのチェーンが多く扱っており、駅近くの大きな店の多くは免税店です。確認した時点で大手チェーンの公式の店舗ページが読めなかったため、この記事では店名を挙げていません。入口の Japan Tax-free Shop の表示を目印にしてください。
紅ミュージアム(伊勢半)
南青山の紅ミュージアムは、江戸時代から続く最後の紅屋とする伊勢半が運営しています。創業は1825年です。紅は紅花の花びらからとる赤い色素で、伊勢半は今も、乾くと玉虫色の緑に光る「小町紅」を作っています。常設展では紅づくりと日本の化粧の歴史を紹介し、紅を無料で試すことができ、ミュージアムショップもあります。企画展を除き入館は無料です。開館は10:00〜17:00(入館は16:30まで)、日曜・月曜・7月7日・年末年始が休館で、表参道駅B1出口から徒歩約12分です。
肌に合うかを尋ねる方法
座る前にいくつか用意しておくと、カウンターでの会話がしやすくなり、サンプルも役に立ちます。
- いま朝晩に使っているものと、これまで肌に合わなかったものの短いメモ。携帯電話でラベルを撮った写真でも十分です。
- 避けている成分を英語で書いたもの。箱の成分表示をスタッフと一緒に確かめられます。
- まず手の甲で試したいか顔で試したいか、また本品を買う前に数日試せるサンプルが欲しいか。
- メイクなら、つけ方を教わりたいか。いくつかの店では予約制のセッションとして用意しています。
その日に英語で対応できる担当者がいるかを尋ねてください。妊娠中の方、肌の病気がある方、肌が反応しやすいとわかっている方は、最初にスタッフに伝え、新しいものを試す前にかかりつけの医師にも相談してください。
化粧品の免税と持ち帰り
2026年11月1日からのリファンド方式
訪日客向けの免税は2026年11月1日に変わります。観光庁はこれをリファンド方式への移行と説明しています。免税店ではパスポートを見せ、消費税を含む価格を払います。出国する空港で税関が品物の持ち出しを確認したあと、店または店が委託した返金事業者から税が戻ります。
化粧品にとって大事な変化は三つです。一般物品と消耗品の区分がなくなり、消耗品の上限¥500,000と、消耗品を入れていた特殊包装もなくなります。最低額は1店・1日あたり税抜¥5,000以上のままです。そして購入できるのは、自分で日本から持ち出せる量までです。
観光庁によると、免税で買った飲食料品や化粧品を国内で消費すると税関の確認を受けられず、その場合は端末での手続きをせず、税関の窓口で職員に申し出ることになります。確認はレシートごとに行われ、1枚のレシートの品物が一つでも欠けていると、そのレシートの分はすべて払い戻しを受けられません。旅の途中で開けたいものは、別のレシートで買うのが無難です。
出国の日は、購入から90日以内に、国際線出発ロビーの免税手続き用の端末で、免税で買ったものをすべて手元に置いてパスポートを読み取らせます。荷物を預ける前に済ませてください。一度預けた荷物は手続きのために引き戻せないと観光庁は注意しています。成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳、那覇では、ロビーの指定の Wi-Fi で Visit Japan Web からオンラインで済ませることもできます。2026年10月31日までの購入は、店頭で税を差し引く以前の制度のままです。
機内とスーツケースの液体
日本を出発するすべての国際線で、国土交通省は機内への液体の持ち込みを制限しています。液体にはジェル、クリーム、スプレーも含まれるので、化粧水、美容液、洗顔料など、スキンケアのほとんどが当てはまります。1容器100ml以下で、中身が半分でも容器に書かれた量で判断され、容器は容量1リットル以下、縦横の合計40cm以内の再封できる透明なプラスチック袋に入れます。袋は1人1つです。保安検査のあとで買った液体は機内に持ち込めますが、海外の乗り継ぎ空港で没収されることがあります。
それより大きな瓶は預けるスーツケースに入れます。香水やヘアスプレーのように引火性のある化粧品や医薬品、スプレー缶について、国土交通省の案内は1容器0.5リットルまたは0.5kg以下、1人あたり化粧品・医薬品・スプレーの合計で2リットルまたは2kg以下とし、スプレーは噴射口にキャップが必要です。航空会社がさらに厳しい決まりを設けている場合があります。
二つの決まりを合わせると、空港での順番は簡単です。免税で買った化粧品は預けるスーツケースに入れてかまいません。まずスーツケースと一緒に免税の端末へ行き、税関の確認を済ませてから荷物を預けます。機内に持ち込むものは100ml以下にします。
STAYGO の組み立て方
旗艦店や百貨店へは、カウンターに余裕のある開店後まもない時間に行く予定を組み、その日の主な買い物を1店にまとめて免税の最低額に届きやすくします。THE GINZA BEAUTY STYLING やメイクのレッスンなど予約制のセッションを希望される場合は、空きと対応言語を確かめ、店への依頼を手配します。店が確定するまでは何もお約束しません。最終日の朝も免税の端末を中心に組み、荷物を預ける前に確認を済ませる時間をとります。
お支払いは各店へ直接、各店の価格で行っていただきます。私たちは上乗せも手数料もいただきません。Signature の計画料は7〜14日の旅でグループあたり USD 3,500、それより長いものや複雑なものは Bespoke としてお見積もりします。買い物がスパやお風呂を含む1週間の中にあるなら、東京と京都のホテルスパと日本で心と体を整える1週間もご覧ください。
出典と確かめ方
各店の営業時間・売場・サービスは各店の公式サイトで、免税と航空の決まりは日本の官公庁のページで、2026年10月15日に読みました。高島屋の化粧品売場の階やドラッグストアの旗艦店のサービスのように、公式に載っていなかったものは書いていません。営業時間と免税の手続きは、特に2026年11月1日の前後で変わるため、旅のたびに確かめ直します。
- SHISEIDO THE STORE (Japanese):営業時間、アクセス、各階
- SHISEIDO THE STORE (English):試用、セッション、対応言語、免税
- Isetan Shinjuku, main building first floor:イセタン ビューティーの化粧品とフレグランス
- Isetan Shinjuku, main building second floor:2階の化粧品
- Isetan Shinjuku, hours and access:営業時間と駅からのアクセス
- Isetan Shinjuku, services:免税カウンターと外貨両替
- Ginza Mitsukoshi, first floor:ギンザコスメワールドとフレグランス
- Ginza Mitsukoshi, hours and access:営業時間と駅からのアクセス
- Ginza Mitsukoshi, services:免税カウンターと外貨両替
- Nihombashi Takashimaya, access:駅からのアクセス
- Nihombashi Takashimaya, services:免税カウンターと利用料
- @cosme TOKYO:営業時間とアクセス
- @cosme TOKYO, floor guide:各階の内容
- @cosme TOKYO, about:売場面積とサービス
- @cosme STORE, store list:免税店の印
- Beni Museum, Isehan:開館時間、休館日、アクセス
- Isehan, English site:紅の無料体験と入館料
- Japan Tourism Agency, tax-free shopping for travellers:リファンド方式、最低額、端末、レシート
- Japan Tourism Agency, questions on the refund method (Japanese):消費した品物、預けた荷物
- Japan Tourism Agency, changes to tax-free goods (PDF):消耗品に関する変更
- Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism, liquids on international flights:100ml、1リットルの袋、1人1つ
- Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism, restricted items:化粧品・医薬品・スプレーの上限
よくあるご質問
東京で日本のスキンケアを買うならどこがよいですか
カウンセリングと一つのブランドの品ぞろえのすべてが欲しいなら、銀座の SHISEIDO THE STORE のような旗艦店か、伊勢丹新宿店や銀座三越のような百貨店の化粧品売場にあるブランドのカウンターへ行きます。多くのブランドを手早く比べるなら、原宿の @cosme TOKYO に3フロアのテスターと売れ筋ランキングがあります。
日本で化粧品は免税になりますか
はい。免税店で、1店・1日に税抜¥5,000以上を買い、パスポートを見せれば対象になります。2026年11月1日からは店で税を払い、出国時に税関が90日以内に品物の持ち出しを確認したあとで払い戻されます。日本国内で使い切った化粧品は払い戻しを受けられません。
日本のスキンケアを機内に持ち込めますか
1容器100ml以下のものを、1人1袋、容量1リットル以下の透明な再封できる袋にまとめて入れた場合だけです。それより大きな瓶は預ける荷物に入れます。保安検査のあとで買ったものは機内に持ち込めますが、乗り継ぎの際に海外の保安検査で没収されることがあります。
東京の化粧品カウンターは英語に対応していますか
対応していることが多いですが、日によります。SHISEIDO THE STORE は、スタッフの勤務によって英語・中国語・韓国語で受けられるサービスがあり、個室の美容レッスンは日本語のみとしています。@cosme TOKYO は翻訳機と多言語案内を挙げています。予約制のセッションを組むときは、私たちが対応言語を確かめます。
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旅の日付、考えているブランド、肌に合わないものを教えてください。東京での日々に合う店を組み込み、セッションと対応言語を確かめ、最終日の朝を免税の端末に合わせて組み立てます。
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