日本でのハネムーンは、ふつうの旅より拠点を少なくし、専用の露天風呂が付いた部屋で旅館に二泊し、景色だけでなく天気も考えて季節を選ぶと、うまくいきます。5月下旬、10月、12月前半は、桜の季節より過ごしやすいことがよくあります。専門家が役に立つのは、海外からは手配しにくいところです。そもそも部屋数の少ない旅館で、ふさわしい一室を押さえること。八席のカウンターで、二人並びの席を取ること。そして、部屋でゆっくりしたくなった日に、一日の組み立てを変えられることです。
ここからは、私たちならどう考えるかを、決めていく順にお話しします。
季節を選ぶ
多くの方が思い浮かべるのは、3月下旬から4月上旬にかけての桜と、11月の紅葉の時期です。どちらも美しく、どちらも一年でいちばん混み合う週で、よい部屋は12か月以上前に埋まります。結婚式の日取りでその時期になるなら、早めに計画を始め、有名な場所は混むものと考えておいてください。時期の目安はどれくらい前から計画するかにまとめています。
その前後の季節には、ばらつきがあります。6月は本州の大部分が梅雨に入ります。7月と8月は暑く、湿気があります。夏の終わりから秋の初めには台風の可能性もあります。どれもその月を外す理由にはなりませんが、ゆっくり歩き、夕方に外で過ごしたい旅なら、5月下旬、10月、12月前半が過ごしやすい時期です。冬はさらに静かで、1月の雪の温泉町は、日本でも指折りのハネムーンの舞台になります。季節ごとの全体像は日本の季節を月ごとにでご覧いただけます。
旅のかたち 移動を減らして夜を増やす
日本でのハネムーンは10日から14日ほどが多く、よくある失敗は、初めての日本旅行にパートナーが付いてくるような計画にしてしまうことです。拠点は三つか四つで十分です。移動のたびに、出る側と着く側でそれぞれ半日ほどが消えます。ハネムーンでは、その半日こそが大切な時間です。
うまくいく組み立ての一例です。東京に四泊、旅館に二泊、京都に四泊、そして京都より静かな最後の滞在地。金沢、瀬戸内海の島々、あるいは海辺の二つ目の旅館が、その役目を果たします。こうした組み立ての理由を一日ずつ追ったものが14日間の日本旅程です。
午後は、あえて空けておいてください。東京でも京都でも、いちばんよい時間は朝早くと夕方で、日中は有名な場所が人でいっぱいになります。何も予約していない午後が、いちばん心に残ることもよくあります。
旅館の夜
日本のハネムーンがほかの国と最も違うのは、ここです。旅館の一夜は、夕食、お風呂、眠り、朝食が一つの建物の中で、その宿の流れに沿って進みます。
専用のお風呂。温泉旅館の大浴場はたいてい男女別なので、お二人は別々に入ることになります。これには二つの解決策があります。客室に専用の露天風呂がある部屋を選ぶか、時間で借りる貸切風呂を予約するかです。専用のお風呂が付いた部屋は、繁忙期にはいちばん先に埋まります。どちらかにタトゥーがある場合も、専用のお風呂なら、いまも多くの大浴場にある制限を気にせずに済みます。
夕食をとる場所。懐石を客室で出す旅館もあれば、個室の食事処や、ほかのお客様と同じ広間で出す旅館もあります。ハネムーンでは、献立と同じくらい、どの部屋で食べるかが大切です。
二泊を旅の真ん中に。一日目の午後は到着してお風呂に入るだけで終わり、旅のペースが本当に変わるのは二日目です。東京と京都のあいだに置けば、旅館で気持ちが整います。いちばん最後に置くと、もう頭の中で荷造りを始めている二人が過ごすことになります。旅館の格の選び方は日本の旅館の選び方で、温泉の入り方そのものは温泉ガイドでご紹介しています。
二人で楽しむ夕食
日本の名店のカウンターは、八席から十席ほどが横一列に並び、料理人と向き合う形です。これはお二人にとても向いています。きちんとした夕食は旅のあいだに二、三回で十分で、そのあいだの晩は気軽に過ごしてください。七晩続けて食べるおまかせは、二晩目ほどおいしくは感じられません。
どちらかが生魚や貝、ほかに食べられないものがある場合は、当日よりずっと前に、日本語で店に伝えておく必要があります。多くのカウンターでは、その朝に仕込んだ一つのコースだけを出しているからです。予約の仕組みは東京のレストラン予約の実際で説明しています。
海外からは手配しにくく 専門家が手配できること
決まった一室を押さえる。旅館では、同じ部屋タイプでも、眺め、お風呂、廊下からの距離が部屋ごとに違います。特定の部屋をお願いするのは、日本語での電話になります。
それぞれの宿にお伝えする。お二人のお名前で予約する際に、ハネムーンであることをホテルや旅館にお伝えします。多くの宿が、それぞれのやり方でお祝いの気持ちを表してくれます。ただし、それは前もってお約束できるものではないので、私たちもお約束はしません。
二人だけのひととき。個室での茶の湯、開門前のお寺、静かな水辺の舟。これらは予約システムには載っておらず、誰かの予定しだいで決まります。どのように実現するかはネットでは予約できない体験でお話ししています。
形を変えられる予定。歩くつもりだった日に雨が降ったり、ただ部屋でゆっくりしたくなったりしたときは、日本にいる私たちがガイドの日を動かし、夕食はそのまま残して、お二人が朝寝坊しているあいだに一日を組み直します。
STAYGOはすべての予約をお二人のお名前で行い、ホテル、旅館、レストラン、ガイド、運転手へは、それぞれの料金で、たいていは現地で直接お支払いいただきます。手数料をいただくことも、上乗せをすることもありません。Signatureのプランニング費用は、7〜14日の旅でお二人でUSD 3,500です。それより長い旅や、ほかの国と組み合わせたハネムーンは、Bespokeとしてお見積もりします。25%のデポジットで作業を始め、残りの75%はご出発の60日前までにお支払いいただきます。どちらもStripeでのお支払いです。専門家に頼むかどうかをまだ迷っているなら、日本旅行のプランナーは頼む価値があるかで、その損得を正直にまとめています。
よくあるご質問
日本のハネムーンには何日あればよいですか
10日から14日あれば、拠点を三つか四つにして、そのあいだにゆとりを持たせられます。7日なら、拠点を二つにして旅館に二泊する形が合います。14日を超える場合は、都市を増やすより、地域を一つ加えるほうがたいていうまくいきます。
日本の温泉で夫婦一緒にお風呂に入れますか
男女別の大浴場では入れません。客室に専用の露天風呂がある部屋を選ぶか、旅館の貸切風呂を時間で予約してください。
日本のハネムーンはいつから計画を始めればよいですか
桜の季節や11月の紅葉の時期に、泊まりたい旅館が決まっているなら、12か月以上前から。5月下旬、10月、12月前半なら、3〜5か月前で十分に間に合います。
ハネムーンだとSTAYGOの料金は高くなりますか
いいえ。Signatureの費用は7〜14日の旅でご一行さまUSD 3,500です。お二人でも六人でも変わりません。