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海外の子ども連れのご家族を迎える

灯籠の並ぶ神社の石段を上る小さな子ども

子ども連れのご家族は、予約の前に確かめたいことがたくさんあります。子どもの料金はいくらか、どこで寝るのか、子どもが食べられるものはあるか、お風呂に一緒に入れるか。旅館の料金や寝具は国によって慣れが違うので、英語で前もって書いてあると、ご家族は安心して貴館を選べます。この記事では、観光庁の旅館Q&Aと日本政府観光局(JNTO)の案内を確かめたうえで、年齢ごとの料金区分、布団と添い寝、食事、お風呂の書き方を、日本語訳つきの例文で並べます。料金や年齢の区切りはどれも例です。

要点

  • 子どもの料金は、年齢の区切りを数で書き、食事と布団が含まれるかを具体的に書きます。年齢をいつの時点で数えるかも書きます。
  • 観光庁の旅館Q&Aによると、3歳未満は宿泊料金を取らない旅館が多く、子どもを大人の50%や70%とする旅館もあり、12歳以上は通常の料金の旅館が多いようです。
  • 布団は1部屋に何組敷けるか、ベビーベッドがあるか、添い寝をどう扱うかを書きます。乳幼児の寝かせ方はご家族が決めるので、宿は用意できる物を数と大きさで書きます。
  • 子どもの献立、子ども用の椅子、離乳食の有無、アレルギーを知らせる期限を書きます。
  • 混浴を制限する年齢の目安はおおむね7歳以上です。実際の扱いは所在地の保健所に確かめて、数で書きます。

子どもの料金区分を書く

観光庁の旅館Q&Aは、海外の旅行者に向けて、旅館の子どもの料金の決め方をいくつか紹介しています。3歳未満のような幼い子どもからは宿泊料金を取らない旅館が多く、食事や寝具が必要な場合は少しいただく旅館もあること。子どもの年齢に合わせて、大人の料金の50%や70%とする旅館があること。12歳以上は通常の料金の旅館が多いようだということ。家族全体で一つの料金にするプランや、子どもは一律の料金とする旅館もあることです。

どの形でも、英語の料金表には、年齢の区切りを数で、何が含まれるかを具体的に書きます。年齢をいつの時点で数えるかも書いておくと、誕生日の前後の旅でも迷いません。

Children's rates (per child, per night)

お子様の料金(お子様1人、1泊あたり)

Ages 0–2: free of charge when sharing a futon with a parent, without meals. A child's futon is ¥2,000 and a child's dinner and breakfast are ¥3,000.

0–2歳:親御様と同じ布団でお休みになり、お食事がない場合は無料です。お子様用の布団は2,000円、夕食と朝食は3,000円です。

Ages 3–5: 50 percent of the adult rate, including a children's dinner and breakfast and a futon.

3–5歳:大人の料金の50%です。お子様用の夕食と朝食、布団を含みます。

Ages 6–11: 70 percent of the adult rate, including a children's dinner and breakfast and a futon.

6–11歳:大人の料金の70%です。お子様用の夕食と朝食、布団を含みます。

Ages 12 and over: adult rate.

12歳以上:大人の料金です。

Ages are counted on the day of arrival. Please enter the number and ages of all children when you book.

年齢は到着の日で数えます。ご予約のときに、すべてのお子様の人数と年齢をご入力ください。

布団と添い寝を書く

JNTOの海外向けの子連れ旅の案内は、旅館や伝統的な宿に泊まるときは寝具について前もって確かめるよう勧めています。多くの旅館では家族全員が畳の上の布団で休むこと、洋式のベッドや旅行用のベビーベッドがいつもあるとは限らないことも伝えています。

英語では、部屋に何組の布団を敷けるか、子どもの布団があるか、ベビーベッドがあるか、添い寝をどう扱うかを書きます。乳幼児をどう寝かせるかはご家族が決めることなので、宿は用意できる物と、その数と大きさを事実として書きます。添い寝は、sharing a futon with a parent と言い換えると伝わります。

All of our rooms have futon bedding on the tatami floor. We lay out one futon for each guest, and children can have their own futon or share with a parent.

すべてのお部屋は、畳の上に布団を敷いてお休みいただきます。お一人に1組ずつ敷き、お子様はご自分の布団でも、親御様と同じ布団でもお休みいただけます。

Each room can take up to five futons. Please tell us how many you need when you book.

1部屋に敷ける布団は5組までです。ご予約のときに、必要な数をお知らせください。

We have two baby cots (90 cm × 60 cm). They are free of charge but limited in number, so please request one when you book.

ベビーベッド(90センチ×60センチ)が2台あります。無料ですが数に限りがあるため、ご予約のときにお申し付けください。

We do not have baby cots. We can prepare an extra futon for a young child.

ベビーベッドはございません。小さなお子様用に、布団をもう1組ご用意できます。

布団の大きさや部屋の広さは、海外のお客様に伝わる客室の説明の型で、数で書いておきます。

子どもの食事を書く

観光庁の旅館Q&Aは、旅館の側で子ども向けの食べ物や浴衣を用意してくれることもあると紹介しています。食事は宿泊の予約とあわせて申し込むのが一般的で、食べ物に希望がある人は、できれば数日前までに早めに旅館へ連絡するよう勧めています。

英語では、子どもの献立が何歳向けか、何が出るか、大人と同じ料理にもできるか、子ども用の椅子があるかを書きます。アレルギーは到着の前に聞いておきます。JNTOの案内は、ベビーフードはたいていのコンビニエンスストアで手に入ると伝えています。館で用意しないなら、そのことも書いておきます。

Children's dinner (ages 3–11): rice, miso soup, grilled fish, fried chicken, vegetables, and fruit.

お子様の夕食(3–11歳):ご飯、味噌汁、焼き魚、鶏の唐揚げ、野菜、果物。

Children aged 8 and over may have the adult dinner course at the adult rate instead.

8歳以上のお子様は、大人の料金で大人と同じ夕食のコースにもできます。

We have child seats and small bowls and spoons in the dining room.

食事処には、お子様用の椅子と、小さな器とスプーンがあります。

We do not prepare baby food. Baby food can be bought at convenience stores.

離乳食はご用意していません。離乳食はコンビニエンスストアでお求めいただけます。

If your child has a food allergy, please tell us at least three days before arrival.

お子様に食物アレルギーがある場合は、到着の3日前までにお知らせください。

お風呂と浴衣を書く

厚生労働省は2020年12月の通知で、旅館業における衛生等管理要領の男女の混浴を制限する年齢の目安を、おおむね7歳以上と改めました。実際の扱いは自治体の条例などで決まっていることがあるので、所在地の保健所に確かめてから、年齢を数で書きます。お風呂の書き方はお風呂とタトゥーの決まりを英語で書くにまとめています。

子どもの浴衣は、何歳向けの大きさがあるかを書いておくと、ご家族が荷物を決めやすくなります。

Children aged 7 and over use the bath for their own gender.

7歳以上のお子様は、ご自身の性別の浴場をお使いください。

Children's yukata are available in sizes for ages 3 to 10.

お子様用の浴衣は、3歳から10歳向けの大きさをご用意しています。

着く前に聞くこと

子ども連れのご家族には、予約のあとに、お子様の年齢、寝具、食事、アレルギー、ベビーカーの有無を、短い質問で聞いておきます。聞き取りの全体の作り方は着く前の聞き取りの作り方にあります。

To prepare your room, may we ask the ages of the children traveling with you?

お部屋のご用意のため、ご一緒のお子様の年齢を伺ってもよろしいでしょうか。

Would you like us to prepare a baby cot or an extra futon?

ベビーベッドか、もう1組の布団をご用意いたしましょうか。

Will you bring a stroller? We can keep it at the entrance during your stay.

ベビーカーをお持ちになりますか。ご滞在中は玄関でお預かりします。

よくある質問

何歳から大人の料金にすればよいですか

年齢の区切りは館が決めることです。観光庁の旅館Q&Aは、12歳以上は通常の料金とする旅館が多いようだと書いています。どこで区切るにしても、英語では0–2、3–5のように、年齢を数で書きます。

添い寝のお子様は予約の人数に入れてもらうべきですか

観光庁の旅館Q&Aは、海外の旅行者に向けて、ウェブサイトで予約するときは子どもの有無と人数を正確に入れるよう呼びかけています。添い寝のお子様も人数と年齢を入れてもらうと、布団の数、食事、料金がそろいます。英語の料金表に、添い寝の扱いを先に書いておきます。

ベビーベッドがない場合も書いたほうがよいですか

書いておきます。日本政府観光局(JNTO)の海外向けの案内は、旅館や伝統的な宿では寝具について前もって確かめるよう勧め、洋式のベッドや旅行用のベビーベッドがいつもあるとは限らないと伝えています。ないことが分かれば、お客様は寝かせ方を自分で考えて予約できます。

まとめ

海外の子ども連れのご家族には、子どもの料金を年齢の数で区切って何が含まれるかまで書き、布団と添い寝、ベビーベッドの有無、子どもの食事、お風呂の年齢を、予約の前に読める形にしておきます。乳幼児の寝かせ方はご家族が決めることなので、宿は用意できる物を数と大きさで書きます。予約のあとは、年齢と寝具と食事を短い質問で聞いておくと、着いた日の部屋を前もって整えられます。

出典と調べ方

四つの頁は、記事を書いた2026年10月7日に開いて読み、確かめました。机上で調べたもので、観光庁、JNTO、保健所に問い合わせてはいません。乳幼児の寝かせ方の安全については、記事では扱っていません。

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