日本の新幹線には3つの席種があります。普通車、グリーン車、そして2026年10月1日からのスプリームクラスです。JR東海とJR西日本は、東京と名古屋・京都・大阪・広島・博多を結ぶ東海道・山陽新幹線に、施錠できる完全な個室を導入しました。東海道新幹線に個室が戻ったのは、2003年に100系がこの路線を退いて以来のことです。

1編成にちょうど2室。この少なさは意図されたものです。スプリームクラスとは何で、いくらかかり、誰に向くのかを順に見ていきます。

要点

旅程にスプリームクラスを入れる →


2つの個室

7号車 · 2人用個室
2人のための部屋
定員
1〜2名
配置
座席+ソファ
東京 → 大阪
¥60,500

7号車は2室のうち大きいほうです。リクライニングシートが博多方を、ソファが東京方を向くので、2人で乗ると向かい合って座れます。追加のテーブルと、機内持ち込みサイズ(55×40×25cm以内)のスーツケースが入る荷物置き場があります。それより大きな荷物は、宅配でホテルへ送るほうが楽です。スプリームクラスで2人に対応するのはここだけです。

10号車 · 1人用個室
ひとりのための部屋
定員
1名
配置
座席のみ
東京 → 大阪
¥42,100

10号車は1名用の個室で、リクライニングシートが東京方を向きます。7号車より小ぶりですが、施錠できる扉も、個室としての静けさも、車内サービスも同じで、料金は低く抑えられています。2人分の広さに払わずに個室を使いたい方には、10号車が現実的な選択です。


室内にあるもの

両室に共通

「スプリームクラスはスマートEXとEX予約でのみ販売されます。紙のきっぷは発行されません。個室の扉は、予約に紐づいたICカードかQRコードで開きます。改札を通るのと同じカードです。」


料金を並べて見る

以下はEX予約で、のぞみ、通常期、おとな1名の片道の料金で、運賃込みです。スマートEXでは数百円高くなります。2026年10月28日にも、JR東海のサイトに同じ料金が出ていました。閑散期は200円安く、繁忙期は200円、最繁忙期は400円高くなります。

JR東海が公表しているスプリームクラスの料金(2026年6月17日時点)
個室東京 → 大阪東京 → 広島東京 → 博多
スプリーム · 10号車(1名)¥42,100¥59,640¥63,620
スプリーム · 7号車(2名まで)¥60,500¥86,240¥90,220

多くのお客様が降りる京都までは、東京から10号車が¥41,550、7号車が¥59,950です。

7号車の料金は1人あたりで、部屋に対するものではありません。2人目の方は、同じ列車に乗れる乗車券と特急券を別に用意する必要があります。普通車自由席、普通車指定席、グリーン車のどれでもかまいません。6歳以下の同行者には、きっぷは要りません。

目安として、ビジネスジャーナルは東京から新大阪の普通車指定席をスマートEXで約14,230円としています。1人用個室はその約3倍、7号車の1人分は4倍を超えます。同じ記事は、羽田から伊丹のファーストクラスを3万5千円台としています。空港までの行き来を入れる前の数字です。


予約の取り方

スプリームクラスは、JR東海のチケットレスサービスであるスマートEXとEX予約でのみ販売されます。駅の窓口やLINEからは買えません。発売は乗車日の1か月前の10時(日本時間)からで、当日に運行が決まった列車は、その日の5時30分から発売されます。スマートEXには英語のサイトとアプリがあり、年会費はかかりません。EX予約は年会費1,100円です。

きっぷは口座に紐づきます。口座に登録したICカード(Suica、ICOCAなど)か、アプリのQRコードで乗車し、同じカードかコードで個室の扉が開きます。変更は発車4分前まで無料で、発車前の払いもどしは320円です。途中下車はできず、別の列車のグリーン車や指定席と乗り継ぐこともできません。当日に個室が空いていれば、車内で発売されることもあります。

きっぷは、お客様ご自身のスマートEXの口座で買っていただきます。STAYGOは列車のきっぷを購入しません。スプリームクラスをご希望の方には、スプリームクラスの列車に合わせて一日を組み、どの列車を選び、発売がいつ始まるかをお伝えし、駅までの車と駅からの車を手配します。


大阪のビルの間を走る東海道新幹線

誰に向くのか

東海道新幹線は、東京と日本でもっとも訪れられる街を結びます。東京から京都はのぞみで約2時間10分です。のぞみ15号は東京を8時12分に出て、京都に10時23分に着きます。東京から広島は4時間を切ります。都市間の移動ですが、スプリームクラスではその移動も旅の一部になります。

この個室が効くのは、3種類の方です。ひとつは、都市間の時間を通話や集中した仕事にあてたいビジネスの方。Wi-Fi、Bluetoothスピーカー、そして施錠できる扉が、動く執務室を成立させます。ふたつめは、本来は公共の乗り物である場所で2人の時間がほしい方。みっつめは、普通車もグリーン車も経験したうえで、この路線の頂点が実際どうなっているのかを見たい方です。

東北新幹線と北陸新幹線のグランクラスは別の商品で、専用の車両に座席が並ぶ形です。くわしくはグランクラスの記事にまとめています。スプリームクラスには、東京と京都・大阪・広島を結ぶ路線で鍵のかかる扉があり、東京駅から4時間以内に大阪や広島の中心へ着きます。


毎日の運行列車

JR東海は、スプリームクラスが毎日走る列車の一覧を出しています。ほかの列車は当日に追加して発表されます。2026年10月1日付の一覧では、毎日の列車は次のとおりです。

車両の点検や天候によって、予定の列車が予告なく別の車両に替わることがあります。当日は、JR東海の発車順序案内で「Supreme Class Cabin」を選んで確かめてください。


これからの拡大

運行は2026年10月1日、東京6時発ののぞみ1号から、8編成、1日12本程度(のぞみ8本、ひかり2本、こだま2本)で始まりました。計画では、2027年3月末までに15編成・1日約30本、2028年3月末までに31編成・1日約65本になります。半個室のスプリームクラスシート(10号車に6席、座席を回して向かい合わせにもできます)は2027年度中(2027年4月から2028年3月)に始まり、料金は10号車の個室と同じです。

それまでは、個室のある列車はまだ一部で、1編成に2室だけです。2026年後半から2027年前半の旅でスプリームクラスを使いたい方は、早めに乗る日を決め、1か月前の10時の発売開始に合わせて買ってください。

出典と調べ方

このページの料金、日付、決まり、時刻は、机上で調べたものです。下のページを2026年10月28日に読んで確かめ、JR東海とJR西日本への問い合わせはしていません。

よくあるご質問

新幹線のスプリームクラスとは何ですか

スプリームクラスは、東海道・山陽新幹線でグリーン車の上に設けられた新しい席種で、2026年10月1日に始まりました。N700Sの車両に、施錠できる完全な個室を備えます。7号車にはソファ付きの2人用個室、10号車には1人用個室があります。個室は1編成に2室だけです。

スプリームクラスはいくらですか

東京から新大阪:10号車¥42,100、7号車¥60,500。東京から博多:10号車¥63,620、7号車¥90,220。料金はEX予約で、のぞみ、通常期、おとな1名の片道の額で、運賃を含みます。スマートEXではやや高くなります。

スプリームクラスはどう予約しますか

スプリームクラスはスマートEXとEX予約でのみ販売されます。紙のきっぷは発行されません。発売は乗車日の1か月前の10時(日本時間)からで、きっぷはお一人おひとりがご自身の口座で買います。個室の扉は、予約に紐づいた登録済みのICカードかQRコードで開きます。

スプリームクラスには、どんなサービスが含まれますか

含まれるもの:のぞみとひかりでお一人様1回の無料のお飲み物とお菓子、専用Wi-Fi(5G対応)、座席スピーカー(Bluetooth)、照明・空調・車内放送のタブレット操作、レッグレストとランバーサポート付きのリクライニングシート。タブレットからの飲食物のモバイルオーダーは別料金で利用でき、パーサーが届けます。

スプリームクラスはいつ始まり、何本の列車に設けられますか

運行は2026年10月1日に、1日12本程度(のぞみ8本、ひかり2本、こだま2本)で始まりました。計画では、2027年3月までに1日約30本、2028年3月までに65本になります。半個室のシート型は2027年度中に導入されます。

旅程にスプリームクラスを入れる

日程と、お考えのことをお知らせください。現実にどこまで開くのか、そしてどこは開かないのかを、正直にお伝えします。

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